聴き上手になる本講座についてご紹介します。
鵜飼絵美が講師をつとめる「聴く」にまつわる基礎講座
- 聴くを見直す体験講座
- 子どもの話を聴くコツ講座
- 子どもの成長をサポートするためのコミュニケーション講座
を受講された方向けの中・上級講座です。
「聴ける人」になるため、マインドから実践的なスキルまで学んでいきましょう!
聴き上手になるスキル「ブライト・リスニング」
その人自身の「真の望み」に沿った答えを出すことを目指す聴き方「ブライトリスニング」を取り入れて行います。
ブライトリスニングは心理カウンセラー高橋ライチ氏が考案。
脳の科学・人間関係学・コミュニケーション心理学に基づいた、 シンプルでパワフルな技法です。在り方・哲学ともいえます。
傾聴 × NVC(非暴力コミュニケーション)
この2つの良いところを掛け合わせ、体系化させた聴き方がベースとなっています。
ブライト・リスニングの特徴
- 感情を大切に受け止める
- 聴き手は、決めつけ・押しつけ・すり替えなどをしない
- 話し手は本当に望んでいることに気づき、心からの選択をする
- ポジティブな目標達成にも、ネガティブな吐き出しにも使える
感情を大切に受け止める
本講座では、感情を大切に受け止めます。
気持ちも、状況も、出せば出すほど、話す人は整理されてクリアになっていきます。
聴き手は決して上から目線ではなく、専門的ポジションからでもなく、話し手と同等に存在し、感情を受け止めます。
すると、話し手はその感情をじわりじわりと消化できていきます。
聴き手は、決めつけ・押しつけ・すり替えなどをしない
人に話す、聴いてもらう時、決めつけ・押しつけ・すり替え・聴き手の解釈で返してくる人がいます。
そんな時、「もっと話したかったな」「なんだかスッキリしなかったな」「相手のペースになっちゃったな」などモヤモヤが残ることありませんか?
本講座では、聴き手がジャッジ・持論の展開・アドバイス、強い同意などしません。
解決のカギも、解決する力も、必ず相手が持っていることを信頼し、サポートする聴き方です。
話の流れはすべて話し手の心の中にあります。それらをそっと引き出し、上手に寄り添い、問題解決やスッキリ感への到達までお供します。
本当に望んでいることに気づき、心からの選択をする
本講座受講の聴き手に話を聴いてもらうと、話し手は本当に望んでいることに気づきます(気づけるように聴く=お手伝いします。)
うわべだけの話題ではなく、「本当はこんなことが話したかったんだ」「自分でも気づいていなかった」、という内容に到達できるのです。
本当に望んでいることを阻害している原因は何か?そこに気づき始めると、話し手の問題意識がガラリとかわります。
- 怒ってたんじゃなく、悲しかったんだ
- 譲れないのはAではなく、Bだったみたい
- イライライしていた原因は違うところにありました!
自分の本心と向き合うことができた時、それまでの問題解決の方法が明確化します。そこで納得して、ハラから決めたことは、歓びに満ちて実践できます。
例えばこのように
「頭で理解している」だけでは行動に結び付きにくかった内容も、+「腑に落ちた」で実行につながりやすくなります。
頭の整理 + 実行力
この2つを結びつけることができる聴き方を学びます。
ポジティブ、ネガティブ両方の話に対応
コーチングのように、達成したい目標や未来に向けたサポートも可能です。
加えて、ネガティブな感情の消化にも大変役立つ聴き方です。
- ただ吐き出したい
- 消化したい
- 要カウンセリングというほどの強い問題解決を望んでいない
- ストレスの多い日常のコミュニケーションをよくしたい
このような単純消化作業の一手段として「聴く」を用い、「聴く」で解決していただくことも可能です。
お友達や家族の愚痴を聴いてあげる時、本講座の聴き方で聴くと
- ツラくならない(話し手に同調しないでいられるため)
- 愚痴の時間が短縮される(話し手がスッキリ解決できるため)
という効果もあります。(体験済み!)
傾聴との違い
傾聴=ただ耳を傾ける であるならば、以下の短所が考えられます。
- 話し手はホントの気持を話してくれないかもしれない
- 話し手も、どう話したらいいか、わかってない
- 聴く時間が長時間に渡る
傾聴を用いるカウンセリングやコーチンクでは、1セッションが60分以上であることも普通で、何回もに渡って話を聴くスタイルも多いでしょう。
本講座では、1回20分。その短時間お話を聴くだけで、話し手がスッキリできるような聴き方を体系立てました。
本講座聴き方の長所は以下になります。
話し手にとって
- 本当の気持ちに気づいてもらう
- そっと寄り添い、お話をサポートする
- 短時間で解決(または次の段階)まで進む
聴き手のあなた
- 話し手の気持ちに引きづられない
- 興味のない話、ネガティブな話も聴ける
- 話し手の表情・気持ちの変化を味わえる、楽しめる
- 短時間で聴ける
他のカウンセリング講座との違い(講座の特色)
実習中心の講座だから、深い理解とともに身につく
プロのカウンセラーやセラピスト、コーチもリスニング技法を学びますが、実際にはできてないプロも多いのが現状です。
カウンセリングでイヤな思いをした、と言う話を聞いたことがありませんか?なぜ、プロでもできていないのでしょう?それは、「形」を学ぶだけでは身に付かない部分があるからです。
聴き上手になる本講座では、身近な話題をテーマに、話し手と聴き手を交互に実習していきます。
聴けるようになるためには、聴いてもらう体験が重要と捉えています。
フィードバックと解説を加えながら進み、重要なポイントを身をもって理解していきます。
実践の積み重ねで、形ではなく「心」を傾けて聴くことができるようになります。
頭が整理され、問題解決力がつく
解決のプロセスを繰り返し学ぶため、思考が整理されていきます。
要旨を把握し、解決に向かう力が培われます。
この力は、仕事、日常生活、長い人生でも必ず役立ちます。
感情の扱い方、本当の望みに気づく力がつく
「感情的になる」という言葉がネガティブなイメージを示すように、私たちは湧いてくる感情をそのまま出すことに躊躇があります。
とはいえ、抑圧してしまうとあとで不満が爆発したり、望みに気づかないでいると、後から答えをひるがえしたり、一度決断したことにもいつまでも悩んだりすることにつながります。
これまであらためて学ぶ機会のなかった、「感情の対応法」と「本当の望み」を知る力を学びます。
対立や怒りに対しても前向きに取り組める
話し手の心の中にある対立や怒りの紐を解いていきます。
本講座では、対立を避けたり、怒りを抑えるでも、対抗するのでもなく、話し手が自分自身と関係者双方の「本当の望み」を理解することで、互いを尊重しながら問題解決の道を探ることを目指します。
自分らしい聴き方ができる
講座を受けたあと、にわかカウンセラー風にならず、普段の人間関係の中で生かしていただけるようにお伝えしています。
講師のやり方をなぞるのではなく、「自分のやり方を見つけていく」主体的な学びの場です。
ご家族や身近な方からも怪訝がられません。
豊富な実例でわかりやすい
家族や友人や職場で役立ててもらえるよう、参加者の属性を見ながら「日常でしっかり使えるようになるコツ」に特化して、豊富な実例をわかりやすく解説しながらお伝えしています。
ほかの聴き方講座(傾聴・アクティブリスニングなど)でうまくいかなかった、という人もぜひどうぞ。
こんな悩みを抱えていたら、オススメです
- 子どもや夫が話をしてくれない
- 人の話を聞くことで自分が疲れてしまう
- 職場、親戚、ママ友とのコミュニケーションが苦手
- 話を聞いてない、と言われる。思い違いが多い
- 話しているうちに、要旨がわからなくなる。まとめられない
- 人と触れ合う仕事なのでコミュニケーション力が課題
→ 話し方より、まずは聴き方講座でトレーニングするのがミソです。
→ 聴き方講座なのに、悩みがどんどん解決します! また、解決の方法がわかります。
→ 何が起きているのか、後からでも客観・俯瞰の視点で考えられるようになると、変わります!
こんな方にもオススメ!
- 家族、友人など身近な人の役に立ちたい
- お客様の話を聴く仕事をしている
- 聴けることが大切だと思っている
- 傾聴のトレーニングをしたい
聴き上手になる本講座
5つのステップからなります。
通常、1STEP=10時〜12時半または13時〜16時半、5日コース(週1回)となります。
STEP1 「傾聴」~寄り添って聴く
STEP1では、傾聴の基礎を作ります。
「あり方(BE)」と「やり方(DO)」の双方を習得していきます。
内 容 |
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所要時間:2.5時間 |
STEP2 本質を聴く
NVC(非暴力コミュニケーション)から、感情と望みの切り口を用いて聴いていきます。
どんな問題解決も、感情を置き去りにしては本質的には解決に至りません。
世の中にはまだまだハウツーがあふれています。あれも試した、これもやったのに、本当にほしいものは手に入らない、という状況に陥りやすい。そんな方がブライト・リスニングのセッションでようやく幸福に向かい始める、その構造がわかります。
「聴く技術」として使えるだけでなく聴き手本人の「生きる技術」の指針となる知識です。
内 容 |
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所要時間:2.5時間 |
STEP3 話の整理の仕方「問題の構造」~感情と望み
STEP1・2で培った基礎の上に、技術的なトレーニングを重ねていきます。
傾聴から踏み込み、問題解決のプロセスを学びます。
適切な要約や質問によって、みるみる話し手さんの脳が活性化していく場面を目の当たりにできるでしょう。コーチング的要素が強いパートです。
内 容 |
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所要時間:2.5時間 |
STEP4 活性化の質問
質問力を培うステップです。
聴き手自身が知りたいことを問うのではなく、話し手の思考・気づき・感情昇華を進めるためのよい質問ができるよう学んでいきます。
内 容 |
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所要時間:2.5時間 |
STEP5 関係性の再構築
対立を解く、パラダイムシフトを起こす、ダイナミックでパワフルな最終回です。
内 容 |
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所要時間:2.5時間 |
講座料金
全5日 | 40,000円 | 1クール計5日間のプログラムとして受講していただきます |
再受講(全5日) | 20,000円 | 1日毎も可 4,400円/日 |
実践を重視しているため宿題があります。そのため、基本1週間以上空けての5回(例:週1回)での開催です。
開催スケジュール
現在、リスエスト開催で2〜3ヶ月に一度開講しています。
詳しい日程は、直接お問い合わせください。
受講者の感想




講座終了後のフォロー
聴く力は、意識して使わないと衰えます。これは筋肉と同じと思うほどに。
そのため、定期的にライトニングトークの会を行い、学んだ仲間と集まり「話す」と「聴く」を思い返すトレーニングをしています。
「聴く」を「自分は学んだ後、聴くより話したい人だったと気づいてしまった」という受講者の方も結構いらっしゃいます。その気づきも大事ですよね!
話したい人も
聴けるようになりたい人も
気軽に集まり
聴いてもらう・聴くを定期的に味わうのがライトニングトークの会です。
一生ものをスキルを学んだのですが、忙しい生活の中での劣化も覚悟しつつ。
時折再トレーニングをしながら、じっくりゆっくりでも身につけて力にしていきましょう。
輝く笑顔が見えるまで
相手の話を大切に聴くあり方。
大切なこども、
大切なパートナー
大切な親
大切な友人たち
大切なお客様
仕事仲間
彼らが何かに喜んだり悩んだりしているとき、そばにいて、その気持を聴いてあげられたら。
喜びは何倍にもなり、悩みはスルスルと整理され、自分自身の答えを見つけていくことができます。
そのようなサポートとなる聴き方が「ブライトリスニング」です。
多くの方がブライトリスニングを知り、身につけ、使って、ブライトなコミュニケーションを楽しめることを切に願います。