報告②ピアノの先生対象「facebookグループの作り方講座」

実績

聞いたをできたに!『保護者様とのコミュニケーションツールに使う Facebookグループの作り方』講座

個人的には、「聞いた」を「できた!」がポイントの講座です。
そのため徹底指導、アフターフォローが必須。そんな心構えで挑みました。

早速、前回のご報告に引き続き、講座詳細を報告してまいります。

 

参加してくださった先生方

4名の先生方にご参加いただきました。最近はピアノの先生の間でもセミナーがたくさん開催されています。急遽設定した日程にも関わらず、 ご参加いただけたことに感謝です。

 

実際の作業を行うのがスマートフォンの先生3名。タブレット持参の先生1名でした。
先生方のリクエストや今日のゴールを伺ったところ、そもそもFacebookって何?、安全な設定とは?というご質問が出てきました。Facebookそのものについて疑問をお持ちの先生方が集まってくれたようです。

うむふむ、それらに立ち返るのはものすごく大事です。ぜひお答えしたかった! 望むところですと、モチベーションさらにアップのわたくし(笑)

どんなセミナーだったか

Facebookのそもそもについてご質問いただいたことから、本題であるグループ設定の前に基本概念の解説をしました。

 

  • まずSNSとはなんでしょう?
  • インターネット上での立ち位置とは?
  • Facebookで何ができるんでしょう
  • アカウントとIDって何が違うの
  • パスワードってどうして重要
  • 乗っ取りやなりすましにあわないためにできることはこれです
  • みんなやってるからって絶対やらなければいけないものではないんだよ

そんなお話もさせていただきました。

後は、どんな目的ためにFacebookをするのか。

自分の中にあるどんなイメージを具現化するためのツールなのか。大切な本業があるからこそ、気持ちも時間もSNS(facebook)に振り回されないようにするためにはそこが大事ですよ!!!とお伝えしました。

そして本来の保護者とのコミュニケーションツールとして使うFacebookグループの設定に入ります。

Facebookグループの設定

【手順】

  • グループ名を決める
  • 公開設定をする
  • メンバーを招待する
  • アイコンを決める
  • グループの写真を設定
  • その他の詳細設定

 

みなさん各自持参のスマートフォン画面を見ながら、設定していきます。
簡単なことのようですが、やはり小さな画面の中から必要なボタンを探し出すのは大変な作業なのです。あっちで呼ばれ、こっちから呼ばれ、それぞれアドバイスさせていただきます。やはりこのような指導の講座の場合、参加者人数は3〜4名がベスト。5〜6名が限界といったところかなと。

1名の先生は Facebook 自体はじめてでした。アカウントの取得からその場で行っていきます。山口さんも入ってサポートしてくれます。ありがとうございました!

あれこれがんばり、facebookグループを作ることができました。

設定中悩んだ点

やはりグループ名を何にするかで悩み、ストップしました。

 

アドバイスとしては、以下の2点です

  • 参加しているメンバー以外に見られることはない、知られることもない「秘密グループ」であることがすぐにわかるように!
  • わかりやすさが最重要!先生のお名前か教室名があると良い

 

保護者の方によってはい、いくつものグループに所属しています。主催の先生方もそうです。グループ名はあれこれ悩むより、わかりやすいが一番!運用していくうちに変更しても良いのです。何のためのグループであるかは、グループの説明文を書く欄があるので、そちらに記載しましょうとお伝えしました。

 

詳しい活用方法のご説明です

【Facebookページの運営でできること】

  • 連絡(投稿)
  • 情報や素材(写真・動画など)の共有
  • 質問機能を使ったメンバー内のアンケート
  • グループチャット機能を使ったディスカッション
  • メッセージの一括送信
  • 販売
  • イベント機能を使って打合せの調整やメンバーへの告知

 

予想通りいちばん食いついていただいたのが質問機能使ったアンケートです。

「これなら飲み会の日程調整や、 みんなで集まる日の日程調整がグループ無いで出来ちゃうよね」「ピアノの先生同士のグループでも使えるよね」と大変盛り上がりました。

ためしに動画アップをしてみました。

動画アップの機能はどんどん使っていただきたいです。ピアノ教室の先生こそ、生徒さんの練習風景や先生の演奏など、皆さんで共有していただけたらなと思います。

 

 

Facebookグループの活用と一緒に

どうしても比較対象としてあげておきたいのがLINEグループです。

私が保護者として参加しているLINEグループを、プロジェクターに表示し、このように使っているんですよと解説しました。

Facebookグループでできることと、LINEグループでできることを簡単に比較しました。実際にはどちらのツールを選んで使ったら良いのか、私の意見も聞いていただきました。

どのツールを使うかは、どのようなときでも「実現したいゴール」次第です。いくつかの目的があるとしても1番優先的なのは何か。そこを考えていただく必要があります。

 

  • FacebookグループよりLINEグループのほうがいい場合その理由は?
  • LINEグループよりFacebookグループだからできることとは?
  • 自分がこれははずせないと思っている機能をどっちが持っているのか

たとえ利用設定を済ませたとしても、保護者様に参加を促す前に、もう一度考えて欲しい内容です。

 

講師である私の気づき

 

セミナーでこれはいいな、やってみたいなと思った手法も、勢いのまま無計画に着手すると途中で行き詰まります。
誰かがやっていたからいいよねではなく、自分だったらこうやる!というイメージまで事前に落とし込むことが、とても大事だなと思いました。

そこができていないと、せっかく初期設定をしてもそこから、「何を投稿したらいいんだろう」「どうやって使えばいいんだろう」「始めてみたけれど活用できていない」という状況に陥ってしまいます。実はこれ結構あるあるなのです。

 

そうなってしまうとせっかくトライしてみたガンバリが無駄になってしまうことも。

だからこそ、自分が活用できてるイメージまで落とし込んでから、時間をかけて挑戦してもらえるといいなと思います。
それが1人でできない場合、私のような人間が、お手伝いできるのかなあと思いました。

 

 

教わること知ることでイメージが広がり、実際の活用につながることも

機能は単純です。できることも単純です。
細かく見ていけばできることはいっぱい。難しいこともありますが、みなさんがまず欲している機能はそこまでの心配は不要です。まずはこれをやるぞ!と決めて、トライするのが先決でしょう。

何ができるかを知るには、活用事例を聞くのが一番です。

事例を聞くことで、自分ができる事のイメージが広がります。この講座中も、「そんなことができるんだ!」というお声がちらほらありました。やはり、使っている人に聞いて活用事例や成功事例を聞くのは大事。

今回は設定と導入までの内容でしたが、可能であればそれぞれの方の進捗や活用事例を持ち寄り、みんなで共有できる追加講座もできたらいいですよね。そんなご提案もしていけたらいいなと気づきました。

 

そうだそれこそ参加者同士でグループを作って、これみんなで事例紹介や相談をすればいいんですよね!

なるほど新しい活用事例になるかもです(〃∇〃)

 

 

次回は、LINEグループの設定・活用講座になります。
もちろんこちらも、フォロー講座にてピアノの先生対象、保護者様とのコミュニケーションツール利用でご指導いたします。

2017/5/16です、どうぞよろしくお願いします。